今日はキリスト者医科連盟北海道部会の例会があり参加してきました。久しぶりの参加でした。

今日は「特養におけるターミナルケア」のお話しでした。手稲にある神愛園という100床の特養で医師をされている吉田長平先生のお話しでした。89歳! ということでしたが、まだまだお元気で、特養の医師をしていて、夜中でも何かあれば駆けつけるとのこと。尊敬です!

47年前にギデオン協会札幌支部会(聖書を無料で配る世界的な組織)の集まりで老人のためのホームを創りたいという思いが与えられ、ゼロから準備し、3年後に北海道で2番目の特養として開設された施設とのこと。名前がいいですね。『神愛園』!
土日、正月休みなく毎朝礼拝があり、入居者や職員が参加されるとのことです。当初は職員の50%がクリスチャンだったそうです。現在も10%がクリスチャンだそうで、クリスチャン率高いです。

終の住処として、看取りにも一生懸命取り組んでおられ、現在2カ所の特養で医師が3名体制、しかも1名は常勤です。看取りは2カ所で年間45名ほどだそうで、80%くらいの方は施設で看取っているそうです。ご家族としっかりと話し合い、あまり入院をさせないで施設で出来る範囲の治療を行っているとのこと。15年前は8割の方が病院で亡くなっていたそうですので、すごい変化です。

理念は「善いサマリア人」によって示されたキリストの愛の実践ということです。http://www.shinaien.or.jp/ideas/index.html(神愛園のHP) 善いサマリア人のたとえ話しは有名ですので、ご存知の方も多いと思います。イエス様はそのたとえ話しをしたあと「行ってあなたも同じようにしなさい。」とおっしゃいました。神愛園ではこの理念に基づき、「僕として仕える」ということを大切にしてきたそうです。

昔のキリスト者医科連盟北海道はすごいパワーがあったなあと改めて思います。ルカ病院を建てたり、神愛園を建てたり、神様のためになんでもやっていた時代があったのですね。ルカ病院は残念ながら経営が変わってしまいましたが、神愛園はしっかりと残って、神の愛を福祉を通して伝えています。

今吉田先生からみれば若い私たちもなすべきことがあるなあと改めて思いました。これから来る超高齢化社会に向けて何をなすべきか考えて行きたいと思います。

吉田先生のお話しのあと参加者の方々がおっしゃっていたのは、今後の不安ということでした。
・特養は今後要介護3以上でないと入所できない。
・高齢者向けの集合住宅やグループホームもあるけれど最期まで看てくれることは実は少なくて、しかも家賃、食費等で月々15万円は最低でもかかる。これに介護費用、医療費がかかるわけですから負担は大きい。
・特養の待機のための病院だってそうはない。
・結局は家で頑張っているしかないというのが現実。在宅医療を推進すると言ったって結局は家族の負担が増えるだけ。一人暮らし、老老介護なども考えるとそう簡単ではない。
・教会の上を集合住宅にして、礼拝にすぐ行けるような施設を造って欲しい!!
・老後の生活もお金がないと大変で、なんだかさびしい。

などなど色々な意見がでました。 皆さん切実でした。

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