久しぶりの投稿です。 最近あおいけあの本がでました。早速購入し、昨日一気に全部読みました。

 

以前あおいけあについてはこのブログでご紹介しました。以前のブログへ

 

本当に素晴らしい本で、読みやすく、また加藤さんの思いがぎゅぎゅっと凝縮されている内容でした。 加藤さんは謙遜で、「すべて先輩たちのパクリ」とおっしゃっていますが、その発想の素晴らしさは そうそう真似ができるものではないと思います。

 

以前夕張で一時期働いていたのですが、その時にご一緒させていただいた森田洋之先生という方がおられ、その方から あおいけあは絶対見学すべしと言われて見学したのが2年前。 その時の感動と興奮は今も忘れることができません。

 

この本は森田先生と加藤さんの共著になります。みなさんぜひ読んでくださいね。値段も1000円とお手頃です。

 

来月あたりに NHKのプロフェッショナルに加藤さんが登場すると伺っています。楽しみですね!

 

なぜ在宅医が小規模多機能に興味をもっているか。それは少し長いお話になります。

 

私は平成14年から15年にかけて長野の諏訪中央病院ということころに地域医療を学ぶため勤務していました。 その時にちょうど高齢者介護研究会という厚労省関係のグループがとりまとめた「2015年の高齢者介護」という提言書が発表されました(たぶん平成15年にでたと思います)。

 

これは賛否両論あるのかもしれませんが、私からみると、とても画期的な提言書と思われ、その提言書が出来るまでの会議の資料などもすべて目を通した覚えがあります。

 

その中で登場してきたのが

・新潟長岡の小山剛さん

・長野県真田町の宮島渡さん

・福岡の宅老所「よりあい」

・熊本の宅老所「きなっせ」 などでした。

 

いわゆる「地域ケア」を実践されている方々です。宅老所や特養の地域分散など様々な取り組みをされており、

会議の資料を見ながら感動したことを覚えています。

 

諏訪中央病院のあと、私は再び穂別町に戻ることになるのですが、過疎が進む穂別での地域ケアの推進を夢見て 穂別に戻ったわけです。医師として医療が大切なのは重々承知していて、一生懸命医療・医学を勉強するわけですが、 地域ではそれだけではだめだということが僻地にいるといやというほど感じていました。

 

介護、福祉がないと地域医療が成り立たないのです。まさに「地域医療」ではなく医療も含めた「地域ケア」が重要なのです。

 

そのため戻る前に宮島さんの施設を見学に行ったり、戻ったあとに小山さんのセミナーに参加したりしました。

 

「まず一箇所頑張って作ってみなさいよ」両名はそんなことをおっしゃっておりました。

 

しかし、実際はなかなか地域ケアは進まず、宅老所から派生した小規模多機能型居宅介護も穂別ではできず、 忸怩たる思いをもちつつ、結局は何もできないまま10年がたち、穂別を離れることになってしまいました。 ですから在宅医療をしながらも、「小規模多機能」「サ高住」というキーワードがいつも頭から離れない状態で悶々んとしているわけです。

 

そんなことを知っている森田先生が加藤さんを紹介してくれたのだと思います。

 

またサ高住関係ではささえる医療研究所の村上先生、永森先生を通して、銀木犀の下川原さんを紹介していただき 昨年見学に行ってきました。→以前のブログへ 

 

現在小規模多機能に訪問看護機能がくっついた「看護小規模多機能型居宅介護」というサービスができました。 医療度が高い方であっても最後まで地域で、在宅で過ごすことを可能とする素晴らしいサービスだと思います。 これにサ高住をくっつけるとまさに理想的なパターンができると思っています。

 

また在宅をささえるという意味では小規模多機能だけだと定員が決まっているので、定期巡回も大切だと思っています。 こちらは夕張で頑張っておられる須藤さんのところに行って見学してきたこともあります。→以前のブログへ 

 

見学ばかりしてちっとも進んでいないようなのですが、診療所を立ち上げたばかりでそちらが安定しないと次のステップには進めませんでした。見学して妄想が広がる一方で、実践が伴わなかったのですが、今年医療法人化して、スタッフも少しずつ増えてきたので、今後の方向性を定めて進んでいこうと思っています。

 

当院では7月から看護師さんを1名雇用しました。彼女は単身アメリカにわたり、15年にわたり、アメリカにある 日系人の高齢者住宅で泊まり込みで仕えていたあっついハートのある看護師さんです。

 

今後の当院の方向性として

・訪問看護

・看護小規模多機能

・サ高住

・定期巡回型訪問介護看護

・地域とつながるしかけづくり(コミレス、駄菓子屋さん、アロマ教室、まちかど保健室など)

 

などの展開をしていきたいと考えているところです。 もちろんすべて「パクリ」です。大事なことは決まっているので

先輩たちの素晴らしい実践をパクって、それで自分達になりに工夫して運営していければいいなと思っています。

 

2015年は過ぎてしまいましたが、次なる課題は2020年〜2025年です。時間がありません。今後はスピード感をもって 取り組んでいきたいと思っています。

 

当院はキリスト教主義のクリニックで、現在医師3名(常勤2名、非常勤1名)、看護師1名、事務職員4名の合計8名が勤務していますが、今のところ全員クリスチャンで固めています。 毎朝全員で祈ってから仕事を始めます。その時上記のビジョンが実現するように皆で心を合わせて祈っています。 祈りは力です。神様が助けてくださるので必ず実現すると信じています。 今後ともよろしくお願いいたします。

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