4月からの診療報酬改定の内容がわかりましたね。 医療の報酬は2年ごとに改定が行われています。今回は医療と介護保険(こちらは3年おきに改定)の同時改定です。

 

在宅医療関係でも色々な改定がありました。 最初の情報では月2回の訪問診療は重度の患者さんが以外は認められないのでは?という噂もありましたが、最終的には月2回の訪問診療は認められるようです。

 

ただ24時対応の管理料(在総管、施設総管)は100点減点でした。 そのマイナスを補うのは以下の「包括的支援加算」になると思われます。

 

◆在宅時医学総合管理料(在総管)および施設入居時等医学総合管理料(施設総管)の「包括的支援加算」:150点(月1回)(新設)

【対象患者】  

以下のいずれかに該当する患者

(1) 要介護2以上に相当する患者

(2) 認知症高齢者の日常生活自立度でランクIIb以上の患者

(3) 週4回以上の訪問看護を受ける患者

(4) 訪問診療時または訪問看護時に処置(簡単な処置を除く)を行っている者

(5) 特定施設等の入居者の場合には、医師の指示を受けて、看護師がたんの吸引、胃ろう・腸ろうの管理等の処置を行っている患者

(6) その他、関係機関等との連携のために特に重点的な支援が必要な患者

 

要介護1以下などの軽めの患者さんの場合は現状より100点下がりますが、上記のような患者さんの場合は150点の加算があるので、トータルでプラス50点になります。 当院でも要介護1の方は何名かいらっしゃいますが、多いのは要介護2以上です。他に障害の重い方も診ていますが障害区分は上記の対象患者さんから外れています。てんかんなどをお持ちで専門の病院にもかかっている方が多いので、強いて言えば(6)が該当になるのかも知れません。

 

また末期癌の方も介護度はギリギリにならないと悪くなりませんし、申請しても間に合わないこともあり、要介護2はない可能性もあり、そうなるとやはり(6)が該当ですかね。今後詳しく見ていく必要がありそうです。

 

あと「在宅ターミナル加算」が500点アップしています。当院の場合は5000点→5500点にアップします。さらに緩和ケア充実加算1000点もあり合計6500点になります。

 

「在宅ターミナル加算」:在宅で死亡した患者(往診又は訪問診療を 行った後、24時間以内に在宅以外で死亡した 患者を含む。)に対してその死亡日及び死亡日前14日以内に、2回以上の往診又は訪問診 療を実施した場合(1を算定する場合に限 る。)には、当該患者に係る区分等に従い、 在宅ターミナルケア加算としてそれぞれ所定点数に加算する。

 

今までもそうでしたが限られた医療費の中で国が求めているのは重度の方をなるべく自宅で最期まで診るということだと思います。もちろん今回は「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」に沿って、ちゃんと患者さんと相談をしつつ在宅医療を進めていくことを求められましたので、なんでもかんでも在宅死というわけではありません。あくまで患者さんの意思決定を尊重して在宅医療に取り組んでいくことが大事なのだと思います。

Comment





   

Calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM