土曜日、日曜日とエンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座に参加してきました。

土曜日は午前10時から午後6時 日曜日は午前9時から午後6時
という長丁場で、ハードな研修でした。

エンドオブライフ・ケアとは読んで字のごとく「人生の最終段階におけるケア」のことです。 これからの多死時代に向けて、人生の最終段階にある方々やそのご家族とどのようにコミュニケーションをとり、どのようにケアしていくかを学ぶ2日間のコースです。

講座を担当されているのは有名な小澤竹俊先生です。長年ホスピスでご勤務され、現在は在宅クリニックを開業されている先生で、 私たちと同じクリスチャンドクターです。

エンドオブライフ・ケア協会設立趣意→HPへリンク

学びは講義もあるのですが、多くは小グループでの学びやロールプレイの繰り返しです。かなり緊張し、疲れるのですが、やはり 知識と知っているだけでは不十分なので、こうした実習形式が一番勉強になるのだなあと実感しました。

今回札幌初の開催でした。和歌山や岩手から参加されていらっしゃる方もありました。 また職種も様々で、看護師さん、作業療法士さん、介護福祉士さん、ケアマネージャーさん、病院の事務の方、医師、特養やグループホームの施設長さんなどが参加されておりました。

仕事上、人生の最終段階(終末期)の方に接することが多いのですが、患者さんやご家族にどのように寄りそえば良いのか、、、。とても難しい課題で、いつも悩みながらやってきました。

今まではつまみ食い的には色々と勉強してきましたが、今回はじめて系統的に学ぶことができました。

もちろん2日間で全てわかるわけがない深い分野です。 小澤先生がおっしゃるように今日入学したにすぎません。まずしっかりと2日間学び、そして実践し、次は地域に広げていくことが大切だと思います。

次の札幌開催は11月。現在既に募集が始まっています。これは周りの人に勧めなければと強く思いました。

小澤先生の情熱で、始まったこの講座。お忙しい仕事があるにもかかわらず、エンドオフライフ・ケアの普及のために全国を駆け回っておられます。先生が勉強して、得た知見を惜しげもなく皆に伝えておられます。 終了後先生と色々とお話しさせていただきましたが、「私のミッション(使命)ですから」とおっしゃっていました。

本当に頭の下がる思いでした。先生、ありがとうございました。

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